電気工事・空調工事を中心にあらゆる設備工事を
安心とともに提供する、フィデス株式会社(千葉県)

FIDESレター

あっという間に年末がやってまいりました。 今回は優良建設工事表彰受賞の他、乾燥しがちな今、注意したい『歳末・火の用心』の特集です。-FIDESレター【2018年12月号】

FIDESレター 2018年12月号

千葉県優良建設工事を受賞しました!

平成29年度に完成した千葉県発注の建設工事の中から、特に優良と認められた工事が選ばれる『千葉県優良建設工事』の表彰式が2018年11月6日、千葉県庁にて行われました。

弊社は、優良建設工事の対象として、『千葉県衛生研究所建替電気設備工事』が表彰されました。このような大変名誉ある受賞を励みに、今後も信頼を得る誠実な施工に努め、より良い街づくりに貢献していきたい所存でございます。

歳末・火の用心!

火災の過半数が建物火災

消防庁の火災報告によると、平成28年中の出火件数においては、建物火災が全火災の57%を占めており、最も高い比率を占めています。

また、建物火災の月別火災件数は12月から平均を上回る増加傾向にあります。寒くなるので暖房器具を使用することや、乾燥した空気になることで物が燃えやすい、といった様々な原因が背景にあります。

自動火災報知機のリニューアルをおすすめします

自動火災報知機をはじめとした防災設備の寿命は、経年劣化などによる物理的寿命や消防法の改正などによる法的寿命など、様々な要因からリニューアルの必要性が生じてきます。

もしもの際に手遅れにならないために、ぜひ早めのリニューアルで備えてください。

消火器の使用期限は大丈夫ですか?

消火器は材質や安全率等を基に使用期限が定められています。消火器ごとに本体に使用期限等が表示してありますので確認しましょう。使用期限を過ぎた消火器は破裂による人身事故の危険があります。放置せず速やかに新しい消火器に取り替えてください。

特に、腐食、キズ、変形などがみられる消火器は、たとえ使用期限に達していなくても直ちに交換してください。

フリートーク・コラム「技術×知恵=満足!」

Fides Freetalk Fiormation

今年新設になった、電気施工管理Gチームの赤羽です。早いもので二〇一八年も最後の月、寒さも本格的になってまいりました。皆様体調はいかがでしょうか?何かと慌ただしい年の暮れ、無事に今年を乗り切る為、体調管理には十分気を付けたいと思います。

これまでお客様、協力会社様と良いお付き合いをさせて頂き、長年、電気工事の施工管理(現場代理人)、主に官公庁の現場を担当させていただいております。

現場では、時期や環境などによってスケジュールや施工方法などが変更されるということはよくある事です。最近は改修工事が多いですが、無理な注文、コスト面の相談なども多々発生します。それらをどうやって対応するか?悩んで、考えて、相談して、うまく納めていく…。そして、お客様にご満足頂き、喜んで頂く。そこに大きなやりがいを感じています。

例えば、某病院様の弱電設備(ナースコール・電話・放送関係)機器入替工事の際、入院患者様のいる部屋の中で工事しなくてはならないのですが、すべての患者様に退室して頂く事は無理、という問題が発生しました。そこで、病院側の御担当者様と打ち合わせをさせて頂き、悩んで考え抜いた結果、工事に入る部屋の順番を『フロアごと』、『エリアごと』、『工事日』、『時間』で分け、その予定を病棟へ掲示し、入院患者様、現場の看護師様の移動・作業を最小限にして、患者様の負担を減らす努力をしました。

さらに、退室できない患者様がいる部屋では、交換する機器一つ一つに対して、ビニールの養生材で、カーテンのように部屋を区切りました。塵や埃が飛散しない様に心がけて工事をし、工事中はナースコール機器が使えなくなる為、緊急時対応の為に、工事時間中は、病室の外の廊下へ立会者をつけたりもしました。

ここまで入念に打合せ・準備・段取りをした結果、工事日数や手間はかかりましたが、各所の問題点を拭い去り、病院の御担当者様、現場の看護師様、患者様に御納得頂き、難しい作業ではありましたが、皆様大変協力的で、スムーズに工事を進める事ができました。、無事工事を終えると、皆様には「もう終わり?」「早かったね」などと声をかけて頂き、ご満足された様子が伺えました。私の現場人生において、これほど流れるように竣工した工事はありませんでした。これも偏に、当時の病院御担当者様に何かと協力して頂いたおかげです。其の節は、大変お世話になりました。

これからも、いろいろな分野で常に全力で挑戦していき、協力会社様の高い技術力と知恵をお借りしてお客様に喜んでいただき、自分が使用して心地よいと思う電気設備を造ることを常に心掛け、品質の高い工事を日々行って参ります。

今月の担当は…

電気施工管理Gチーム マネージャー 赤羽 紀行

赤羽 紀行

それってドーシテ?「ヘリポートのドーシテ?」

代表取締役社長 細矢 充

フィデス社長コラム「フィデスの働き方改革への取り組み」

今年の重大ニュースのひとつに『働き方改革法案』の成立があります。月45時間、年間360時間を原則とする時間外労働の上限規制が2019年4月から施行されますが、これまで適用除外とされていた建設業には5年の猶予期間が設けられ、その後、同様の上限規制が適用されることになりました。

政府は、『1億総活躍時代』『人生100年時代構想』などの様々な政策により、労働機会を増やし、労働人口を増やそうと躍起になっています。確かに頷けるところもありますが、その対策については具体的なものはなく、結局は各企業任せです。この難題を解決するには、増員するか、工期を延ばすか、作業効率を上げるか、の三通りの方法が考えられますが、いずれにしても人件費、設備費、・経費などの費用が嵩み、現実的には、早急な解決の可能性は極めて低いと思われます。

働き方改革法案は、社員の幸せのためには大賛成ですが、経営者としては、この難題を解決しなければなりません。『あたりまえの、先を行く』フィデスは、長時間労働からの脱却を図るために、いち早く様々な対策を講じて参りました。『人材確保』『一人ひとりのスキルの向上』『情報システムの活用』など、建設業界で考えられる様々な働き方改革に取り組んできました。しかしながら、我々の業界は労働集約型の最たる産業であり、まだ、業界全体を見渡すと、改革には相当な時間が必要になりそうです。そこで、解決策の一つとして、個人個人の意識改革に取り組みました。これまでも、水曜に定時退社を推進し、19時になると『蛍の光』のメロディを流し、完全退社を促す意識改革を進めて参りました。若い社員が増え、仕事観が“残業は偉い”から“残業は恥”に変わりつつあります。早く帰る雰囲気がすこしずつ醸成されています。

現場はまさに“生き物”です。日々、完成に向けて胎動し、変化し、成長しています。お客様の要望に、設計変更に柔軟に対応するためには、資材調達や他工事との取り合いなどを迅速に行い、工期を間に合わせるように最善を尽くさなければなりません。最近、建設技術者、技能者不足から工程が遅延することもあり、労働時間に大きく影響しています。そこで、わが社が工程の主導権を握り、『建設現場の働き方改革』に挑戦する、要するに建設業界全体の意識改革に挑戦を開始しました。

時折、技術者の“性(さが)”からか、より良い商品、より高いサービスをご提供しようと、寝食を忘れて仕事に打ち込んでしまうこともあります。また、わが社では、時間外、祝祭日、年末年始でも、お客様のご都合に合わせており、緊急時には24時間365日いつでも対応しています。このサービスは創業時からの“伝統”であり、わが社の売りものでもありますので、働き方改革は、お客様のご理解、ご協力なしには実現でき得ないと思います。但し、お客様へのサービス体制は今までと何ら変わることはありません。私たちは、毎週、全社員の労働時間を全社に公表し、お互いに協力し合う“もやいの精神”で、深夜作業後のインターバル出勤や休日出勤の代休取得を推進しておりますので、どうか、ご安心ください。その際、工事担当者と直接連絡が取りにくくなることもあろうかと思いますが、緊急時やお困りの際は、直接、社長(携帯090-3085-2326)までご連絡を頂けますようお願い申し上げます。

業界に先んじて働き方改革を進めてきましたが、少子高齢化による労働人口の減少は如何ともし難く、オリンピック開幕まで600日を切り、2019年はいよいよ関連する工事が佳境となり、労働力不足の大波が押し寄せてくることになります。ここらが、“踏ん張りどころ”のような気がします。

遅かりしの感も否めませんが、外国人労働者入管法改正案が成立し、わが国の労働市場にも優秀な外国人技術者が参入し、労働需給率も多少は改善されると思われます。このようなチャンスを逃さずに、わが社も優秀な外国人技術者を受け入れる準備を進め、『お客様のための、社員のための働き方改革』に更なる挑戦をいたします。

年末のご挨拶には、些か、早すぎると思われますが、慌しい師走、残すところ1ヶ月を、細心の注意を払い、安全作業を心掛けてまいります。大きな事故も、災害にも遭わず、全社員が一年間を安全に、健康に過ごすことができました。これも偏にお客様、ご家族の皆様、協力会の皆様、そして、わが社を支えて下さる全ての皆様のお陰でございます。これまでのご愛顧に、改めまして心より感謝を申しあげ、本年の御礼とさせて頂きます。

ありがとうございました。良いお年をお迎え下さい。 
   
フィデス株式会社
代表取締役社長 細矢 充
社員一同

hosoya
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