電気工事・空調工事を中心にあらゆる設備工事を
安心とともに提供する、フィデス株式会社(千葉県)

FIDESレター

新年度のご挨拶/施設の消防設備点検-FIDESレター【2022年4月号】

FIDESレター 2022年4月号

第73期 新年度のご挨拶

今年もフィデスの玄関脇で“しんらい桜が新年度のスタートに相応しく、美しい花びらを添えてくれました。お陰様で無事に第73期の新年度を迎えられますことを、心から感謝申し上げます。今年も初々しい新入社員が二人加わり、彼らと共にお客様に安全と安心をお届けできるよう精進いたします。
 
激変する社会の変化に『時代を創る人』たちが、次々と新しいビジネスを産み出しています。子供達に尋ねた人気のある職業ランキングのトップは2年連続してYouTuberだそうです。例えば音楽系YouTuberの場合、起業するにも初期費用はほぼ『ゼロ』、人気YouTuberであればコンサートでさえも動画配信で成り立ちます。大きな会場も必要ありません。ファンがSNSで拡散してくれるので従来の営業活動も『ゼロ』、それでもリアルで開催されるコンサートとは比較出来ない程の観客を動員してしまう。音楽業界の常識を変えてしまったというのも頷けます。

では建設業界の現状は如何でしょうか。IT化・機械化も少しは進んだものの、完成書類や設計図などのペーパーレス化は殆ど進まず、現場常駐や定例会議の進め方なども旧態依然としています。最近漸く『現場の働き方改革』が叫ばれてきたものの改善は一向に進まない、相変わらず、若い担い手や女性の入職者は増えずに高齢化だけが進んでいます。このままでは“負のスパイラル”で建設業は時代の流れに乗るどころか、取り残されてしまいます。

我が社は、今期、仮想空間やVRの研究に取り組みます。将来的には複数のモニターが並ぶ“フィデス司令室”から現場の管理技術者に施工方法や技術指導を行う『リモート施工管理』を考えています。新人や女性技術者でも、安心して施工管理が出来る管理体制を整え、彼らが活躍できる場を拡げれば、技術者不足の業界や後継者育成に悩む企業の救世主になると信じています。

また、我社には『緊急時24時間365日サービス体制』、『ワンストップサービス』に加えて、創業以来76年間積み上げてきた『信頼の技術力』があります。その得意技にIT技術や未来のエネルギーなどの最新技術を融合させ、お客様への新しい価値提供となる新規事業を立ち上げます。そこで、第73期、わが社の重点課題として次の3点を掲げました。

①DXにより生産性を高めます。
②女性社員を10名採用し『女性活躍の場』を拡げます。
③フィデスの未来を託す『新規事業』を立ち上げます。

2025年Vision『Trans30!』の達成に向けて大きくステップアップし、お客様に更なる価値をご提供いたします。
 
何卒、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

フィデス株式会社
社長 細矢 充
社員一同

特集「施設の消防設備点検」

消防設備点検の実施義務

消防設備とは、消防法やその関係政令で規定する『消防の用に供する設備、消防用水及び消火活動上必要な施設』の総称です。消防法で対象とされている建物は、消防設備を設置し、定期的に点検を受ける必要があります。(図1参照)

消防設備は、いつ火災が発生しても確実・正常に作動する状態でなければならず、日頃から適切な維持・管理が行われている必要があります。そのため、万が一のときに消防設備がその機能・パフォーマンスを十分に発揮できる状態にあるかどうかを確認するために行うのが、消防設備点検となります。

消防設備点検の種類と頻度

消防設備点検をした際には点検結果報告書を作成し、防火対象物関係者が防火対象物の所在地を管轄する消防署に報告書を提出する必要があります。ただし、報告の頻度と点検の頻度は異なっており、消防設備点検を行うたびに報告する必要はありません。


消防設備点検の結果を報告する頻度は、その建物が特定防火対象物か非特定防火対象物かによって異なります。特定防火対象物は、1年に1回の点検結果報告が求められ、対して非特定防火対象物は3年に1回の点検結果報告が求められます。(表1参照)

消防設備点検は、『総合点検』と『機器点検』の2種類があります。この総合点検と機器点検は、点検内容が異なるだけでなく、点検頻度も異なるため注意が必要です。総合点検は1年に1回以上、機器点検は半年に1回以上、つまり年に2回以上行う必要があります。

Fides Freetalk Fiormation

フリートークコラム「デジタルとは」

最近何事においてもデジタル化が進んでいる。わが社でも業務のデジタル化、DXに取り組んでいる。ここで言うデジタル化とは電子化、コンピューター化の事であり、コンピューターは2進数、デジタルで動いているのでコンピューター化の事をデジタル化と一般的に呼ぶようになったのだろう。国の行政機関でもデジタル庁があるくらいであるから電子化=デジタルという言葉が広く浸透している事が解る。


一方、非電子化、機械式、手動式、古い方式などをデジタルの対義語である「アナログ」と表現する人も増えている。私の様な古い人間をアナログな人と言ったりもする。これらは言葉として定着し、多くの人に普通に通じていて何ら問題はないであろう。しかし、場合によっては本来の意味を理解していた方が良い場合もある。


例えば、我々が業務上で扱う火災報知設備にも「アナログ式」がある。アナログ=手動と思っている人が聞いたら、「人が監視している?」と誤解するかも知れない。実際はアナログ式とは温度変化を連続的に監視する高度なシステムである。
そう、ご存知の方も多いと思うが、アナログとは「連続」でありデジタルとは飛び飛びの数値しか無い「断続」である。この火災報知設備の例では火事か火事でないかしか判断できない一般的な物はデジタル的と言える。デジタル=電子化と言う意味ではその動きと相反している場合もあり面白い。


昔のエアコンの制御は手動で強中弱くらいしか無かったが今はデジタル制御が当たり前。しかし動きは手動式では動いているか止まっているかのデジタル的で、デジタル制御だと温度変化に合わせて連続的に強さを変えるアナログ的な動きと言える。照明器具もデジタル調光は無段階のアナログ的調光、点くか消えるかのスイッチのみはデジタル的。車のミッションもデジタル制御のCVT式は段付きの全くないアナログ的な変速で、完全手動で断続的なマニュアル式は寧ろデジタル的とも言える。「昔はTVがアナログだったんだよ」と言われて、「紙芝居?」と誤解しない為にも、ちょっと知っていた方が良い話である。

今月の担当は…

つくばサテライト
チームリーダー 清水 克朗

それなに建築資材「戸当たり」

フィデスあんしん補償サービス

『フィデスあんしん補償サービス』をご存知でしょうか?こちらは弊社が施工した設備にお付けする機械保険であり、従来の工事瑕疵担保責任補償や設置製品補償に加えて、偶発的・突発的な事故による損傷にも対応できる安心の補償サービスです。

例えばこんな『まさか!』が起きた時に

機械の誤った取扱いをしてしまい、機械を壊してしまった!

予期しない落雷やスパークの発生で機械が焼損してしまった!

駐車場で車が室外機に衝突!空調機が使えなくなってしまった…

お客様の大切な設備を、工事引渡し後もしっかりサポートします!

※加入時に、機械保険加入の御同意を必要とします。 ※工事引渡し時に、機械保険申込書の写しと『フィデスあんしん補償証』をお渡し致します。
※損傷等の場合の保険金額はお客様に入りますので、修繕・復旧費用としてご利用下さい。 ※免責額はお客様負担となります。

今月のフィデス重点目標

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