2030Visionを支える『いしがき』経営
FIDESレター 2026年4月号
今年も、しんらい桜が満開の時期を迎えました。春は新しい年度の始まりであり、未来への希望を感じさせてくれる季節でもあります。平素よりご愛顧いただいている皆さまに、心より御礼申し上げます。おかげさまで、フィデスは第77期を迎えました。2030Visionの実現に向け、次の成長ステージへ歩みを進めていく大切な一年となります。いま社会は大きな転換期にあります。人手不足を背景に、ITやデジタル化、そしてAIの進化は想像以上のスピードで進み、企業のあり方や仕事の進め方を大きく変えています。業務の効率化や情報活用、意思決定の高度化など、デジタルの力は企業の競争力そのものになりつつあります。また、人間関係の在り方も複雑化しているように感じます。
これからの経営において、デジタルやAIの活用は欠かせないものとなっています。しかし、どれだけ技術が進化しても、それをどう活かすかを決めるのは人です。現場で品質を守るのも、新しい価値を生み出すのも、お客様との信頼関係を築くのも、すべて人の力です。創業者は、次のように語っています。「城を支えているのは石垣(いしがき)である。」石垣は、形も色も大きさも異なる一つひとつの石が、互いにかみ合い、支え合うことで成り立っています。それぞれの石が役割を果たしながら組み合わさることで、地盤はより強固になり、城全体の安定を生み出します。企業も同じです。社員一人ひとり、個性も違えば経験も違います。しかし、それぞれの力が組み合わさることで会社は強くなります。フィデスという会社も、まさにその「いしがき」の上に成り立っています。
今期は、改めて人を中心に据えた会社づくりを進めてまいります。人財が要であり、採用から成長・活躍・定着までの流れが重要です。老若男女を問わず、国籍にもとらわれず、意欲ある人材を迎えていきます。そして採用はゴールではなく、そこから人財としての成長が始まります。経験を積み、学び、挑戦する。その積み重ねが人を成長させ、組織を強くします。また、挑戦する姿勢や努力が正しく評価される環境を整えていきます。力を発揮できる環境があってこそ、人は活躍できます。
そして定着です。社員が安心して働き、きちんと生活できる会社であることは当然です。それと同時に、この会社で働くことに夢や希望を持てる企業であることが大切です。そのためには、適正な利益を生み出していかなければなりません。企業は利益を生み出してこそ成長し、社員や社会、そしてお客様に価値を還元することができます。そのためには、生産性を高めていくことが必要となります。社員一人ひとりのスキルが高まれば、提供できる価値も高まります。価値が高まれば仕事の質が上がり、結果として企業は適正な利益を得ることができます。
私たちは、お客様にとって高付加価値なサービスを追求し続けます。幸せは、それぞれが自分の力でつかむものです。そして幸せにはお金と時間が不可欠です。フィデスは必要な時間と資源を生み出す場であり、社員の夢を実現する舞台でありたいと考えています。仕事を通じて成長し、それぞれの人生をより豊かなものにしていってほしいと願っています。第77期は、2030年Visionに向けた重要な一歩です。その土台となる「いしがき」を築くために、一人ひとりがスキルや経験を丁寧に積み上げてまいります。満開のしんらい桜のように、フィデスも来年の春には信頼の花を咲かせてまいります。今期もどうぞよろしくお願い申し上げます。
フィデス株式会社
社長 細矢 充
社員一同
花粉症の歴史と対策 花粉症と空気のハナシ
日本で花粉症はいつから始まった?
今では「国民病」とも呼ばれる花粉症ですが、日本で最初に報告されたのは1960年代とされています。
花粉症が増えた背景には、日本の戦後の森林政策が関係していると考えられています戦後、日本では住宅建設の増加による木材需要の高まりや、山林の保全などを目的として、スギやヒノキの人工林が全国で多く植えられました。これらの木は樹齢30年を過ぎる頃から成熟し、多くの花粉を飛ばすようになります。近年の花粉症患者の増加は、このことも一因と考えられています。
花粉が「爆発」するとは?
『花粉爆発』とは、スギやヒノキなどの花粉が黄砂やPM2.5、雨などの影響で破裂し、粒子が細かくなってしまう現象のことです。通常、花粉の大きさは直径約30μmで、一般のサージカルマスク等で防げるサイズですが、黄砂やPM2.5などが花粉にくっついたり、雨などの水分を吸うことによって花粉が『爆発』すると、その中に含まれている細かい粒子(1μm以下)のアレルゲン物質が放出します。この細かい粒子は、鼻や喉を通り抜けて気管支や肺に到達してしまうので、鼻水や目のかゆみだけでなく、喘息や重度の花粉症症状を引き起こしてしまう要因となります。
花粉はどれくらい飛んでいる?
花粉のシーズンになると、ニュースなどで「花粉飛散量」という言葉を耳にします。花粉の量は、一般的に1平方センチメートルあたりに落下する花粉の数で測定されています。スギ花粉の多い日には、1平方センチメートルあたり数十個から数百個もの花粉が観測されることもあります。
室内の花粉対策
花粉は目に見えませんが、『侵入を防ぐ』『持ち込まない』『ためない』という3つの考え方で対策することが重要です。
顔にフィットするマスクやメガネを装着しましょう
手洗い、うがい、鼻うがい等で花粉を落としましょう
床を濡れ雑巾やワイパー等でふき取りましょう
空気清浄機の設置で花粉対策
室内に入り込んだ花粉は、時間とともに床に落ちる一方で、歩行や空気の流れによって再び舞い上がることがあります。こうした空気中の花粉対策として有効なのが、空気清浄機の活用です。
▼小空間の場合▼
ご家庭などの小空間の場合、花粉対策としてはHEPAフィルター搭載タイプの空気清浄機がおすすめです。細かな粒子まで捕集できるため、花粉だけでなくハウスダスト対策にも有効です。
▼大空間の場合▼
広い空間の場合、業務用の空気清浄機の利用や、既設の空調機に集じんユニットを追加する、高性能フィルターへ変更するなどの方法があります。(仕様や設置条件によって対応できない場合があります)
《フリートーク・コラム》「新入社員時代の思い出」
四月といえば、新しい生活が始まる季節です。新入社員として社会に出た頃を思い出す方も多いのではないでしょうか。私もこの時期になると、今から三十四年前の新入社員時代のことを思い出します。
私の実家は設備工事業を営んでおり、高校生の頃から夏休みになると家業の手伝いで新築現場に入っていました。設備外構工事の穴掘りをしたり、「○○を持ってこい!」「何をやっているんだ!」と父や兄に叱られたりしながら、訳も分からないまま現場を走り回っていたことを覚えています。手伝いとはいえアルバイトで、日給は確か五千円ほどだったと思います(笑)。
そんな現場で、朝礼の場で多くの職人さんに指示を出し、現場をまとめている「現場監督」という仕事を目にしました。また、分かりやすく手書きで施工図面を書く姿にも強い印象を受けました。いずれは家業を継ぎ、事業をさらに発展させたいという思いから、建築設備専門学校へ進み、この業界の道に進みました。
専門学校を卒業後、設備工事会社に入社しました。(フィデスにはその後、中途入社しています)父からは「家業を継ぐなら外で経験を積んでこい」と言われていたこともあり、その会社で社会人としての第一歩を踏み出しました。入社当初は顔見知りの方も多く、どこか気楽な気持ちもありました。しかしある先輩から、「鶴岡さんの息子としてではなく、一人の社員として接するからね」と言われ、気が引き締まる思いになったことを今でもよく覚えています。
新入社員の頃は、先輩や協力会社の方への挨拶を大きな声ではっきり行い、「自分は何をすればよいのか」を考えながら必死に仕事に取り組んでいました。建物のコンクリート工事の際に行うスリーブ工事(配管を通すための穴を設ける作業)では、建築の躯体業者の方から「設備屋、邪魔だ!」と厳しい言葉をかけられることもありました。今振り返ると、現場のルールや他業者との施工順序を理解していなかったこと、そして挨拶や確認といったコミュニケーション不足が原因だったと思います。
新入社員でもベテランでも、業種が違っていても大切なことは変わりません。それは挨拶とコミュニケーション、そして「報告・連絡・相談」です。自分にできることを考えて率先して行動すること。進捗を共有し、声を掛け合って助け合うこと。こうした姿勢を、新入社員の頃から今まで大切にしてきました。今年度も、新入社員だった頃の初心を忘れず、声を掛け合いながら健康第一・安全第一で取り組んでいきたいと思います。
余談ですが、趣味の旅行とバイクも引き続き楽しみたいと思っています。今年の夏休みには、バイクで北海道を一周するツーリングにも挑戦する予定です。仕事の良いリフレッシュにもなるので、今から楽しみにしています。
今月の担当は…
取締役
鶴岡 孝人
《それってドーシテ?》『マンホール』のドーシテ?
新年度もフィデス株式会社をよろしくお願い致します!
営業品目
私たちは、お客様のお困りごとに対するワンストップサービスをご提供するとともに、お客様に長く安心して設備を利用していただくためのお手伝いを致します。
フィデスの緊急対応サービスは、24時間365日駆けつけるサービスです。例えば停電・生産ラインの停止、他には空調機のトラブルなど、幅広く対応が可能です。災害時や夜間・休日のトラブル、自社で対処できない原因不明のトラブルなどに対応致します。
ワンストップサービス
フィデスは設備における施工管理の窓口の一本化により『サービスのたらい回し』を改善し、スピード対応が可能な体制となっております。施工から維持管理、そして各種法定点検までワンストップでスピード対応させていただきます。



