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FIDESレター

私たちの周りで大きく普及してきたLED照明。今回は、LED照明器具にまつわる『カエル』タイミングをご紹介いたします。-FIDESレター【2019年3月号】

FIDESレター 2019年3月号

LED照明で「カエル」タイミング

近年、私たちの周りで普及しているLED照明。今回は、LED照明の導入を検討している方や替えるかどうかお悩みの方へ、様々なLED照明にまつわる『カエル』タイミングをご紹介致します。

大手メーカーが蛍光灯や水銀灯の生産終了を発表

大手メーカー数社が蛍光灯器具・蛍光灯ランプ・水銀灯ランプの生産を数年以内に終了すると発表しています。一般住宅にもLED照明が広く普及してきたため、これからは将来性のあるLED照明の生産が中心になります。数年間は交換用のストックがあったとしても、また、蛍光灯や水銀灯がまだまだ使えるという所であっても、近いうちにLED照明への切り替えが迫られることとなります。

蛍光灯などの照明器具は、約15年が耐用限度

ランプに寿命があるように、照明器具本体にも寿命があります。照明器具安定器の寿命目安は8~10年とされております。この寿命を過ぎた照明器具は、外観だけでは判断できない器具の劣化が進んでいます。例えば、照明器具内の安定器が絶縁劣化によって発煙、コイルの異常発熱による断線、コンデンサケースの破損など、様々な事例があります。

照明のコントロールで早期帰宅を定着化

官公庁や大手企業も取組んでいることで注目されている『照明の一斉消灯』は、従業員の帰宅意識を高める良いタイミングになります。あらかじめ設定した照明のスケジュール制御により、決められた時間に自動で一斉消灯します。これにより、『帰ってもよい』から『帰らなくてはいけない』職場環境になるため、従業員一人ひとりが業務を見直すきっかけとなり、業務効率が向上する、といった働き方改革へつながります。

SmartLEDZは、無線モジュール付照明器具と、タブレット型コントローラ、ゲートウェイ(信号送受信機)の導入だけで、手軽に調光環境を実現できる照明システムです。既存の非調光空間(制御システムが入っていない照明)に調光設備を導入する場合、新たに信号線の追加工事が必要でしたが、この照明器具は既存の電源配線をそのまま利用することが可能です。

また、LED照明器具の基本的な省エネ効果だけでなく、個別制御による省エネ、他にも設定照度を照度センサーで自動感知し、適正照度を保持する機能や、外光の明るさを自動感知して自動で調光する機能、また、一日の時間帯やスケジュールに合わせて明るさを制御する機能や人感センサーを用いた自動制御などの機能が搭載されています。(下記参照)

フリートーク・コラム「時代とコミュニケーション」

Fides Freetalk Formation

『二〇一九年、ポケベルが姿を消す…』携帯電話やスマートフォンが普及している中、ポケベルのサービスが完全終了するというニュースを耳にしました。私は学生時代にポケベルを使用していましたが、それまで友人との連絡手段は自宅の固定電話しかなかったので、とても重宝していました。使用していた期間は短かったものの、青春時代の思い出の品だったので、失くなることを知った時は心寂しい気持ちになったと同時に、時代の移り変わりの早さを感じました。

考えてみれば、近年日本社会の通信網や情報網は数十年で大きく変化しているような気がします。携帯電話は高性能化し、その普及率は年々増加しています。電話の利用スタイルにおいては、世帯単位の固定電話から個人単位の携帯電話へ変わり、固定電話の契約者数が減少しているそうです。実際、我家でも何かあれば個人で所有している携帯電話へ連絡する、というスタイルになっています。また、スマートフォンが一台あれば、色んなことが出来るようになりました。コンビニでは小銭を出さず買い物ができ、Suicaなどの機能があれば電車にも乗車できます。ネットショッピングを利用することで、外出しなくても欲しいものが手に入るのです。

連絡手段も、電話やメールを使っていた時代から、近年ではSNSの活用が主流となり、コミュニケーションの取り方にも変化が見られます。単なる情報伝達ならこのような方法でもいいと思いますが、自分なら感謝を伝える時や、喜びや悲しみの想いを共有したい時は、直接相手に会ってフェイスtoフェイスで想いを伝えたいと感じています。

これはビジネスの面においても同様のことが言えると思います。電話やメール機能は便利ですし、欲しい資料や求めるものがあればすぐに手配することができます。しかしそれだけで顧客様との関係性を持続し、新しい顧客様を増やすことは難しいと思います。

先日、とあるお客様のもとへ伺った際の出来事です。ご担当者様と会話していると、そこへたまたま通りかかった前任のご担当者様が私に声を掛けて下さったのです。その方とお会いするのは約十数年振りで、久しくお話をしているうち、当時お仕事を頂いていた時の思い出が脳裏に浮かび、感慨深く懐かしい気持ちになりました。そして前任のご担当者様が、まだ自分を覚えていてくださった事を何より嬉しく思いました。

コミュニケーションの方法は様々ですが、電話やメールで済むような内容でも、私は可能な限りお客様のもとへ出向き、直接お話を伺いたいと思っています。顔を合わせて要望をお聞きすることで、お客様の様々なニーズを感じ取り、それにお応えする、質の高いサービスをご提供できると考えております。

今後も常にお客様と向き合い、信頼関係を築いていくことができるよう、お客様と共有する貴重な時間を大切にしていきたいです。

今月の担当は…

営業チームチームリーダー 筒井知明

それってドーシテ?「アンバサンドのドーシテ?」

代表取締役社長 細矢 充

フィデス社長コラム「フィデスの転ばぬ先の杖」

世の中には、『まさかのまさか』が必ず起こるものである。先日、松山出張の朝、出発直前に、強風により羽田空港への直行バスが“まさかの運休”となった。咄嗟に東京駅行きの通勤快速に飛び乗り、ラッシュの車中であらゆる交通手段をスマホで検索したところ、浜松町駅からモノレールの最短ルートを導いた。到着したのは、搭乗保安チェックの締め切り1分前だった。ドアが開くと同時に猛ダッシュ、Eチケットをリーダにかざすと『搭乗手続きは締め切りました』の文字がディスプレーに、近くの係員にすがり付くと、「少々お待ちください」となにやら係員同士でやり取り後、笑顔で「急いでこちらへどうぞ」と機内に案内され、事なきを得た。冷静になって判断すれば、確実な電車を利用すれば、慌てることもなかったはずだ。だから、行動を起こす前にこれからどうなるか、どんなリスクがあるのか考えて行動するべきだった。

過去にはわが社ではこんな“まさか”を経験してきた。台風が運んできた海の塩分の影響による受変電設備や空調設備機器などの絶縁不良や、経年劣化による変圧器内部のコイルの短絡などから、突然の“まさかの停電”もあるのだ。猛暑の中、恒温倉庫のエアコンのコンプレッサーが原因不明の“まさかの故障”で、倉庫内の商品の品質を失いそうになった事例もあった。

他にも、天井内で照明器具の安定器が発火した。原因は断熱材に包まれ熱が籠もり、“まさかの発火”で店舗の全面を改修するまで営業ができなかった。“まさかのチェックミス”で電動シャッターが開かず、ATMの利用が出来なかったこともあった。さらに、変圧器の更新工事で引渡し後に異常電圧が発生し、“まさかの初期不良”で、プラントの操業開始が数日間遅れた…などなど、お客様の経営を揺るがしかねない大事件でご迷惑をお掛けしたことがありましたが、最悪の事態にならずに済んだ。だからこそ、フィデスはお客様の施設での、“まさか”を無くさねば、と考えた。

余計なことかも知れないが、今、世の中はコンプライアンスが非常に煩い時代、どんなリスクも、あっという間にインターネットやSNSで拡散され、企業の大きな経営リスクにもなっている。  

そんなリスクを減らすため、フィデスは、こんな体制を敷いて、お客様の施設をお守りします。

①お客様の施設の緊急時には、24時間365日いつでも応働出来る体制を整備しております。台風上陸の恐れがある場合は、緊急対策本部を各所に設置します。万一、不測の事態が発生したときに、24時間365日対応するサービスです。

②あたりまえの先を目指すわが社では、お客様の設備の状況を把握し、事前に故障やトラブルを回避できるよう、“設備の中長期保全計画”の立案をお手伝いしています。電気設備保守点検や空調の点検業務と併せてご活用いただければ、いつまでも安心していただけるサービスです。

③変圧器や空調機などの設備機器においては、工事引渡し後1年間は、機械損害保険に加入し、お客様が安心・安全にご使用頂ける『フィデス安心補償サービス』を提供しています。このサービスは、1年間のメーカー保証とは違い、お客様の操作間違いや、誤って、水を掛けて故障してしまった場合などに補償されます。 

また、弊社の施工不良によりお客様の損害が発生した場合には、『賠償責任保険』で万全な補償体制を整えています。これらのサービスの詳細はわが社の担当者にお尋ねください。

しかし、心配は尽きないもので、まだまだ、お客様にご安心いただけるには、今以上の行き届いた商品サービスをご提供することは勿論のこと、さらに『転ばぬ先の杖』を用意してお客様の安全、安心のために尽力していく所存です。

hosoya
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