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FIDESレター

FIDESレター【2021年6月号】いざという時に機能しないと命に関わる、消防設備。 今回は住宅と企業の消防設備点検について特集します。

換気の不十分な空間において、空気中のウイルス濃度が高くなることもあり、感染のリスクが生じる可能性が指摘され、実際感染している事例も報告されています。集団感染しない為にも、換気扇の基礎知識について知っておきましょう。

換気の種類

換気にも様々な種類があります。適切な換気方法を選定して、感染しない室内づくりを心がけましょう。

自然換気・機械換気

換気には自然換気と機械換気があります。自然換気だけでは常に一定の流量を確保することができないため、通常は換気扇による機械換気を行います。

機械換気の種類

機械換気は全般換気と局所換気の二つに分かれており、換気方法も異なります。部屋の種類や用途に応じて適した換気方式が異なります。

機械換気の方式

機械換気は、第一種換気方式、第二種換気方式、第三種換気方式の三つの方式に分かれます。給気と排気の際に機械を使用する方法がそれぞれ異なります。一般的には第一種換気方式、第三種換気方式の二つがよく利用されます。

換気扇の種類

換気扇は、使用場所や用途などに応じてさまざまな種類があります。たとえば軸流式の換気扇の代表的なものに標準換気扇、パイプ用ファン、有圧換気扇などがあり、遠心式の換気扇の代表的なものにダクト用換気扇、レンジフードファンなどがあります。なお、全般換気で使われる全熱交換器も換気扇の一種です。また、業務用の空調機に換気性能が連動している製品もあります。

機械換気の方式

新型コロナウイルスの集団感染を防ぐため、厚労省は『3つの密(密閉・密集・密接)』を避けるように提言しています。特にクラスターを発生させないためには、風通しの悪い空間を作らないことが大切であり、『確実な換気』が欠かせません。窓を開けての換気はお手軽でコストもかかりませんが、暑い夏や寒い冬においては、空調した空気が外に逃げてしまい、不快な温度の外気も入ってくるので困る、という人も少なくないようです。そこで活躍するのが『全熱交換器』です。熱交換器とは、換気の際に捨てられてしまう室内の涼しさや暖かさを再利用(熱回収)しながら排気を行い、同時に給気も行います。その能力は約5~8割の熱エネルギーを回収でき、夏期・冬期の冷暖房負荷も低減し、省エネ換気をする事が可能となります。

換気扇で知っておきたいこと

換気扇の性能を発揮するために知っておきたいことをご紹介します。

(備考)必要換気量は、室内炭酸ガス許容濃度 0.1%になるよう、1 人あたりの換気量を 30m3/h として算出。居室の必要換気量参考値(抜粋):(空調・衛生工学会規格「HASS 102 1972」より)

必要換気量とは?

必要換気量とは、室内の空気を良好に保つために必要な換気量のことです。必要換気量の求め方は、部屋の種類や用途などにより異なりますが、床面積当りの必要換気量に基づく方法から算出することができます。計算式は下記の通りです。

また、部屋の用途別においての必要換気量は、左記のようになります。

換気扇のお手入れについて

換気扇の性能維持のためには、定期的なメンテナンスが必要となります。お手入れをしないと、換気風量の低下や異常音発生の原因となり、最悪、故障にもつながります。各製品によって清掃方法が異なりますので、付属の取扱説明書の指示に従って清掃をしましょう。

代表取締役社長 細矢 充

現場のDXと女性の活躍

「人類社会で男子が重んずべき者なら、女子もやはり社会の半分を負って立つ者だから男子同様、重んずべき者」これは、近代日本経済の父と言われる渋沢栄一氏が、晩年に刊行した『論語と算盤(そろばん)』の中での一節。欧米に学んだ渋沢氏は、すでに100年前から男女共同参画について説いていた。

現代日本では、ジェンダー格差は少しずつ埋まってきてはいるものの、いまだに女性と男性を分類し、男を先に並べる慣習が根強く残っている。しかし、幼児・学校教育においてはジェンダーフリーが進められ、出席番号は性別で分けることはなくなり、中学生のジャージも色で男女を分類することはなくなった。ジェンダーフリーが当たり前に育った子供たちが大人になる10年後、日本はどう変わっていくのだろうか。

欧米諸国の男性を象徴するスマートなエスコート『レディファースト』もジェンダー格差なのかもしれない。そもそもレディファーストには諸説あり、部屋に女性をエスコートし、先に入室させるのは、忍んでいる敵の襲撃から逃れる囮役だとか、食事の毒味役とかという説もある。そうなると、慎ましく3歩を下がって歩く女性を暴漢から守る日本男児の方がむしろ女性を尊重し、優遇しているようにも思う。

本来のジェンダーフリーは、それぞれの特性や能力の違いを互いに尊重し、活かすことではないだろうか。今、コロナ感染症や地球温暖化など地球規模で様々な課題が山積している。一人ひとりが責任を持って役割を分担しなければならないときに、ジェンダー格差はナンセンスでさえある。

それなのに、未だに建設業界は『男社会』である。その要因は体力的に男性の方が優位なだけであり、その優位性も機械化やIT化が進む今日の工事現場では男女の差が少なくなっている。ジェンダーフリーは人材確保の大きな転換点になると思う。

建設業界では、『現場管理のデジタル化』と『女性の活躍』が遅れていることは否めない。業務のデジタル化を進め、非生産的な業務を減らし、移動時間や現場管理時間を削減することを優先させる。そして、もう一つのキーポイントは『女性が働きやすい環境』を整備することであると考える。多くの女性は、家事と育児、仕事と家庭を両立させ、特に素晴らしい時間管理能力がある。子供が寝ている間にテキパキと段取りし、合間にはご近所やママ友と緊密に情報を交換し、更に“へそくり”を貯め込む原価管理も巧みである。その上、現場管理に不可欠な“交渉力”や“息抜き”も上手で、まさしくこれらの能力は、建設業の働き方改革が目指す現場監督にうってつけだ。

わが社は現場のIT化・機械化を進め、女性が活躍できる建設現場を目指す。より高い現場の安全と適切な労働環境を確保し、分業性やフレックスタイムを採り入れ、ワーク・ライフ・バランスを実現できれば、多くの女性が参入できるのではと期待している。『男社会』の建設現場に多くの女性技術者が誕生すれば、現場も変わる。夫々の能力を100%発揮して高品質できめ細やかな建築・生産設備をお届け出来ればと願う。只今、特訓中、乞うご期待を!

hosoya
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