電気工事・空調工事を中心にあらゆる設備工事を
安心とともに提供する、フィデス株式会社(千葉県)

FIDESレター

明けましておめでとうございます。2024年もフィデス株式会社をよろしくお願い致します-FIDESレター【2024年1月号】

FIDESレター 2024年1月号

2024年のご挨拶 代表取締役社長 細矢 充

2024年のご挨拶

明けましておめでとうございます。

輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。旧年中は格別なご高配を賜り、真に有難うございました。本年もよろしくお願い申し上げます。

先月号のコラムに「若者がデジタルを自在に操る力は、新たなビジネスチャンスへと繋がる可能性を感じた」と締め括りました。2024年4月より、時間外労働時間に罰則付きの上限が設けられます。建設業界では『長時間労働』が習慣化し、なかなか『働き方改革』が進みませんでした。しかし、これを機に一気に改革が進み、若手の人材確保や、それを補う現場のデジタル化が進むと思われます。

さて、“現場は生き物”――特に設備工事においては、お客様の思いがけない要求の変化や、緊急事態により、24時間365日、対応せざるを得ないことがあります。お客様のご要望を設計者が図面や仕様書として具体化し、それをもとに現場管理技術者が施工図に落とし込み、職人さんへ伝え、この情報伝達により工事は進捗します。この伝達プロセスは大半がアナログ的であるがゆえ、工程の途中で多くのヒューマンエラーが発生する可能性があります。その結果の“手戻り、手直し”などが『長時間労働』に繋がる要因であると考えられます。

そんな今、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)が建設現場でも採用され現実のものとなってきました。コンピューター上に建物の立体モデルを再現して建物づくりに活用できますし、これからはお客様も施工者も三次元CADデータやバーチャル空間で雰囲気を感じながら、使い勝手をシミュレートする体験型の施工会議も可能となります。

また要求内容はリアルタイムに処理され、関連する現場の担当者全てに変更内容が直ちに展開されます。AIの記憶能力やデータ処理能力は人間の能力を遥かに超えていますので、情報機器と役割を分担すれば人間の感性や柔軟な発想を活かした生産性の向上に繋がり、人手不足も解消されるでしょう。

BIMによる3Dの画像や360度映像のデータを基に品質の不適合箇所を抽出し、バーチャル安全パトロールで危険個所を発見する、現場技術者の安全や健康の管理も、最早、夢ではありません。さらにはIoTでデジタルデータを活用すれば、トラブルを予兆して設備を止めない『ノンストップサービス』へと繋がります。コロナ禍という世界的なリスクを我々は乗り越え、新たなDXと言う『魔法の杖』を手に入れました。

今後、わが社もBIMを採り入れ、AIを活用した企画設計やソリューション提案、施工管理やアフターメンテナンスへの実用化に向けて準備を進め、年内には更なるお客様サービスの向上に繋げたいと思います。

わが社の理念は『信頼』『改革』『人間尊重』です。お客様の専属プロフェッショナルとしてソリューションを提案し、新たな価値を創造することにより仕事を楽しむ、そんな『わくわく創造Company』がVisionです。そしてITの普及とAIの出現によりVisionの実現が確実に近づきました。

真っ新な年を迎え、お客様の新たな夢の実現に微力ながらお役に立てるよう、社員一同、精進してまいります。本年も一層のご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

フィデス株式会社
社長 細矢 充
社員一同

2024年もフィデス株式会社をよろしくお願いいたします

建築リニューアル工事

私たちは、お客様のお困りごとに対するワンストップサービスをご提供するとともに、お客様に長く安心して設備を利用していただくためのお手伝いを致します。

2024年 注目ワード 空間エンタメ

イベント復活の兆しと情報技術×空間ショー

2023年5月、新型コロナウイルス感染症が、流行性インフルエンザと同じく5類に分類されたことで、約3年に及ぶ行動制限が全面解除となりました。これを受け、自粛を続けていた各種イベントが進化を遂げて復活しました。

その中でも注目されたのが、『花火×ドローンショー』という異例の組み合わせで行われた花火大会です。火薬の並び方で色や図形を変える花火では表せなかった複雑なロゴの投影等に利用することで、既存の枠を飛び越えた演出が可能です。

古くは戦国時代から親しまれてきた花火と最新技術を搭載したドローンの組み合わせは、これからの夜空をさまざまに彩ります。

イベント復活の兆しと情報技術×空間ショー

活用事例とひろがり

近年、ドローンショー開催時に企業やサービスのPRとして利用されているのが、ドローンによるQRコードの空間投影です。イベント来場者など多人数に向けて情報を発信できるほか、見た目の華やかさもアップします。

ドローンショー

活用事例① エアドロップキャンペーン

エアドロップキャンペーン

SBIホールディングス株式会社が運営する仮想通貨の取引所『BITPOINT』が、2022年3月に空中QRを活用したイベントを開催しました。

ドローンショーで表示されたQRを読み取り特設サイトから応募すると、抽選で仮想通貨が付与されるというものです。単純にQRを表示するだけでなく、抽選でのプレゼントを行った例です。

活用事例② 最先端エンタメショー

活用事例② 最先端エンタメショー

2023年5月のG7広島サミットに合わせた応援イベント『HIROSHIMAミライバトン』にて、ドローンショーや音楽ライブが開催されました。

日本企業最大数となる1,000機のドローンが夜空を照らし、折り鶴などのモチーフがLEDで映し出され、アニメーションの一部として8社のスポンサー企業ロゴが表示されるなど広告としても利用されました。

フリートーク・コラム「ほんやくコンニャク」

Fides Freetalk Fiormation

明けましておめでとうございます。昨年は、三月にWBC日本代表が十三年ぶりに優勝を飾るなど、明るく、出だしの良い年だったと思います。コロナ禍が収束したと言っても過言ではなく、これからどんどん明るい世の中になっていくのだろうと確信しています。こうして無事に新年を迎えられたことも、偏に日頃からフィデスをお引き立ていただいている皆様のおかげだと深く感謝申し上げます。


『ほんやくコンニャク』というものをご存じでしょうか?国民的アニメ『ドラえもん』が未来から持ってきた便利な道具です。これを食べるとあらゆる国の言語を理解できるようになり、また、自分が話す言葉は相手に合わせて自動的に翻訳されるといったなんとも都合のいい道具なのです。その対象は人間だけではなく、動物や地球外生命体にまでおよぶというのだから驚きです。世界中の人たちと自由に話せたらどんなに楽しいだろうか。動物の言葉を理解できたらどんなことを話そうか。何歳になってもそんなことを考えているとワクワクが止まりません。藤子・F・不二雄氏は、大人目線で子どもが喜ぶことを考えるのではなく、自分自身が子どもになって楽しいことを考えることが大切だと言います。人の原動力は童心、つまりは好奇心を刺激することが大切なのだと改めて思いました。


昨年十一月ですが、会社の海外研修旅行でスペインのマドリードへ行ってきました。治安が悪いぞ! スリには気を付けろ! など、出発前にそのような情報ばかりが耳に入るものだから、正直、少しのワクワクと大きな不安を抱えていました。マドリードに到着後は身に危険を感じることもなく、研修旅行を有意義に過ごすことができました。今回の研修旅行中に大活躍だったのがiPhoneの翻訳アプリです。翻訳アプリと言えば、私の記憶では話し掛けたことが意味の分からない言葉に翻訳されたり、ものすごくゆっくり、ハッキリと話さなければ正確に翻訳されないものでした。それが、使ってビックリ! 何とも正確に、そして、スピーディーに翻訳されるのです。私が翻訳アプリを使う機会がなかった数年の間に、世の中の技術は大きく進歩していたようです。まさに『ほんやくコンニャク』を手に入れたような気分でした。


私は、二〇二三年一月号のフィデスレターで新年の抱負を公言しました。ジムに通ってボディーメイクをすること、歯医者で歯をメンテナンスすること、しっかりとやり遂げることができました。さぁ、二〇二四年はどんな年にしようか。数年前に、オートバイで千葉県から鹿児島県までの片道約一,三〇〇キロメートルを一睡もせずに走り抜いたことを思い出します。また無謀でバカバカしいことに挑戦してみたい。新年の抱負は、もう少しだけ考えてみようと思います。  ドラえもんが生まれたのは二十二世紀ですが、遠い未来のようで着実に近づいてきています。自動車が自動で走り、ドローンが宅配便を届け、スマホアプリであらゆる言語を使いこなし、次は何が待っているのでしょうか。藤子・F・不二雄氏が思い描いた夢のような世界に向けて、いつまでも童心を忘れずに、明るく、元気に、新年をスタートしたいと思います。本年も、どうぞフィデス株式会社をよろしくお願いいたします。

今月の担当は…

総務チームマネージャー
廣山和仁

総務チームマネージャー 廣山和仁
設備DEQ

それってドーシテ?「カーディガンのドーシテ?」

カーディガンのドーシテ

チューモク!WORD2024

チューモク!WORD2024
今年はどんなトレンド?

様々な企業が『AI』の活用に注目した2023年。2024年は人々の生活により密着した商品が登場・注目されると予想します!

2023年ヒット商品

弱いロボット

これまでのロボット研究で重視されてきたのは『ひとの役に立つこと』ですが、あえて『弱さ』に注目し研究されたのが、ひとの手助けを前提に開発された『ひとりではなにもできないロボット』です。

従来の清掃ロボットはゴミを発見すると回収しますが、ゴミ箱型の『弱いロボット』は自らゴミを拾うことができないため、近くの人間に近づき頭を下げるようなしぐさをします。生活を便利にするロボットではありませんが、人々に気づきや行動を促すという点では『こころや生活に変化を与え、豊かにするロボット』と言えるかもしれません。

弱いロボット

パナソニックから発売されている『NICOBO』には、『思わず笑顔になるロボット』というキャッチコピーがついています。『何をしてくれるわけでもないけど、あなたの暮らしにちょっとした笑顔を増やすロボットです』の紹介の通り便利な機能はありません。

ARグラス

AR(Augmented Reality)とは、スマートフォンやタブレットを通じて現実世界に仮想のオブジェクトを重ね、現実と仮想が一つの映像として見える技術のことで、日本語では『拡張現実』と訳されます。この技術を搭載したメガネ端末(ARグラス)を装着することで、視界に様々なデジタル情報を付加することができます。

例えば、作業に関するマニュアルやチェック項目を常に表示しておくことで、作業時間の短縮や手戻り作業の削減、問題の発見から解決までのスピード向上などが期待されます。

ARグラス

映画や漫画の世界で紹介されてきた『未来の技術』に触れる日が、すぐそこまで来ています。

編集後記
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