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FIDESレター

自宅待機による影響で、昼間の電気使用量が増えたという方、多いのではないでしょうか。今回は、ご家庭の分電盤にについて改めて見直してみましょう。-FIDESレター【2020年5月号】

FIDESレター 2020年5月号

分電盤の基礎

新型コロナウイルス感染防止のために、テレワークや自宅待機を余儀なくされている方も多いのではないでしょうか?普段は昼間の電気を使わないご家庭でも、昼間の電気使用量が増えて、電気の契約を見直している方もいるようです。今回は、ご家庭の分電盤について改めて見直してみましょう。

分電盤の基本的な仕組み

①サービスブレーカー(アンペアブレーカー)

電力会社との契約用ブレーカーで、電流制限器とも呼ばれています。契約時に建物内で使用する電気器具の容量に合わせてアンペア数を決めます。スイッチの上に記されている数字が使用可能な契約電流で、それ以上の電気が流れると、自動的にスイッチが切れる仕組みになっています。※地域や契約によって付いていない場合があります。

②漏電ブレーカー(漏電遮断器)

漏電を感知し、自動的に電路を遮断する装置です。これを取り付けることによって、漏電が発生したり、漏れ電流の和が規定値を超えると遮断されます。これにより、家中の電気設備・器具の漏電による事故や火災を未然に防ぐことができます。

③分岐ブレーカー(配線用遮断器)

安全に使用できる電気の量には制限があります。『配線用遮断器』とも呼ばれる分岐ブレーカーは、各部屋に電気を送るためにいくつかの分岐回路に分かれて配線されています。それぞれの回路で規定以上の電気が流れた場合に自動的に電路を遮断するため、一度に大量の電気を必要とするエアコンや電子レンジなどの電気器具は、専用回路配線にするのが一般的です。

漏電とは?

通常、電気配線や電気器具類には、電気が漏れないよう『絶縁』という処理がされています。漏電は、電気製品などの電線部分の破損や傷、内部の結露などによって電気製品の外側部分に電気が流れ出てしまう事です。これは水で例えると『漏水』であり、本来水が通るべきルート(水道やホースなど)に穴などがあいてしまうと、そこから水が漏れてしまうことと同様の現象です。漏電は、人体への感電や、機器の火災といった、深刻な事故の原因となることがあります。

ブレーカが動作した場合は?

おうちの配線器具を見直してみませんか?

スイッチ付コンセント『こまめにスイッチ』 (パナソニック電工)

シーズンオフであまり使わないエアコン。けれど高いところにあるエアコンのプラグを抜いたり差したりするのは大変・・・そんな時、このスイッチ付きコンセントなら、スイッチを押すだけで電源をオン・オフすることができます。プラグを垂らしっぱなしにしないので、見た目にもスッキリ。また、エアコンだけでなく、電気機器に繋げて待機電力をオフにするタイプもあります。

埋込マグネットコンセント (パナソニック電工)

使用中の電気機器のコードに引っかかってしまって、あぶない!と思ったことはありませんか?このコンセントなら、コードに引っかかってしまってもポンと外れるため、お子様がいるご家庭でも安心です。また、コンセントを抜くときだけではなく、差すときにもマグネットの力によって不要な力がいらないため、ご高齢者の方でも楽に使えます。

分電盤を長期間使用して古くなっていたり、ご使用環境により各ブレーカが正常に動作しない場合は、分電盤の取り替えが必要になります。漏電ブレーカは製造後15年が交換の目安です。15年以上経過した分電盤を所有している方は、ブレーカの動作確認などの点検をおすすめ致します。

フリートーク・コラム「基本に戻り、前へ進む」

Fides Freetalk Fiormation

令和に入って二年目、大変な時代となりつつあります。まさかこのような事が起こるなんて、考えてもみませんでした。世界中に新型コロナウイルスが猛威を振るっており、混乱の渦に飲み込まれている昨今。明るい話題を考えなければ、とも思ったのですが、今の大変な状況を受け入れて、そこから何かを見出すことも大事なのではないでしょうか。そして、こんな時には何をすれば良いのか、もちろん安全第一、『病気にうつらない、うつさない』を原則に行動しなければなりません。

これまでの経済環境においても、色々な出来事がありました。オイルショック、高度成長、バブル景気と崩壊、リーマンショックなど…景気は常に、好景気と不景気が極端に繰り返すものなのでしょうか。私自身、年齢的にまだ若いときは、このような不景気をそこまで感じていませんでしたが、バブル崩壊やリーマンショックのときは、経済が落ち込み仕事が減っていく状況を目の当たりにし、とても不安な気持ちになったことを、今でも思い出します。また、今年はオリンピックという大イベントもあり、希望に満ちた1年になると楽しみにしていました。それがまさか、延期になるなんて予想もしていませんでしたし、前代未聞、これからどうなるのだろうと、先の読めない今日この頃です。

私のような者が言うのも大変恐縮なのですが、『良い時もあれば、良くない時もあるわけだから、この難局を乗り越えれば、また平穏な時が来る』と、信じて行動すれば、必ず光が見えてくるはずです。中々、この大変な難局を乗り越えられませんが、最悪な状況から這い上がっていくには、やはり、人と人との繋がりを大切にして、思いやりと尊重しあう気持ちを持ち続けていくことが大事です。今は大変苦しいですが、乗り越えられない試練は与えられない、と思います。もしかたら、こんなこと書くと怒られちゃうかもしれませんが、このような状況を発生させたのは人間が原因なのかなと思うのです。だとすれば尚更、一人一人が己を見つめなおし、他の人々に迷惑がかからないようにしなければなりません。今は自分の出来ることをして、希望をもって我慢すること。そして『大事なことは何か』ということを常に考えることが必要だと思います。

私は以前から、日本の歴史ドラマや城に興味があるのですが、古き日本の城は、石垣、壁、屋根等、全てにおいて土台や基礎がきちんとしているから、何年もそこに残っています。故に、城は歴史と共に大切にされているのでしょう。私自身も今一度、これまで自分を築いてきた土台や基礎を見つめなおして、ゆっくりと考えて、迷った時こそ、基本に立ち戻って、そこからまた、前に進んで行こうと思う次第です。

今月の担当は…

専務取締役 東城 繁

それってドーシテ?「不織布のドーシテ?」

代表取締役社長 細矢 充

フィデス社長コラム「お客様への7つの約束」

新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかかりません。皆様にこのレターをお届けできる頃には収束の兆しが見えてきたら慶ばしいのですが……

この恐ろしい疫病により、我々の生活環境は大きく変わってしまいました。まさに人類の歴史が未体験ゾーンに突入した、と言っても過言はないでしょう。これからどのような推移を辿るのか予測すら難しく、社会のみならず経済に与える影響も甚大です。わが社もこの難局に対峙し、先ず当座の資金を必要にして十分確保致しました。社員の生活を守り、お客様施設の維持メンテナンスを最優先に社会貢献への責務も踏まえ、環境を整えて参ります。お客様の施設を永遠にお守りすることが私たちの使命です。今、わが社が創業から培ってきたお客様への『7つの約束』を改めてここに確認し、宣言させて頂きます。

『7つの約束』
《約束1》 Solution!
私たちは“ヒアリングと現場調査”から、お客様のご要望と施設の状況を把握し、設備の様々な問題を解決いたします。

《約束2》 Super Speed!
私たちは、“あたりまえの、先を行く”スピード対応に絶えず挑戦し、お客様の様々な要求にお応えいたします。

《約束3》 Quality Service!
私たちは、ISO9001のシステムを活用し、お客様の要求を満たす施工品質を実現いたします。

《約束4》 Lifecycle Engineering!
私たちは、お客様の設備資産を、安全に、永遠に、より快適にご活用いただけるよう、設備のライフサイクルに沿った最適なサービスをご提供いたします。

《約束5》 Preventive Maintenance!
私たちは、『中長期保全計画』『設備健康診断』『設備e-カルテ』『24時間365日緊急対応』などのシステムを有効に活用し、お客様施設を永遠にお守りいたします。

《約束6》 Value for Money!
私たちは、価値に見合ったご納得価格にて、より高品質な生産品をご提供いたします。

《約束7》 Innovation!
私たちは、絶えず問題意識をもち、創意工夫を重ね、「新しい価値」の創造に挑戦し続けます。

我が社は戦後間もない混乱期に創業し、無電化地域への電力供給を生業として地域から『必要とされ、信頼される会社』を目指して参りました。経営理念に『信頼』を掲げ、社名であるフィデスもラテン語で『信頼』を意味します。『信頼』は我が社の創業の精神でもあり、技術とともに未来永劫引き継がれるフィデスのブランドなのです。ブランドと言えば高級時計やバッグなどを思い浮かべますが、日本が誇る伝統工芸である西陣織や信楽焼なども長い歳月をかけて築き上げられたブランドです。ブランドの真価は容易く真似のできない、伝統と技術に支えられた高品質ではないでしょうか。設備工事とて同じこと、我が社が創業から培ってきたお客様への『7つの約束』こそ、フィデスブランドの本質だと確信しています。コロナ禍もいつか必ず収束します。私たちの使命は、収束後にお客様にどのような価値をご提供できるかです。お客様の抱える様々なポストコロナの課題を『ソリューション』し、どのようなご要望にも『ワンストップサービス』でお応えする、お客様に安全で快適な、そして安心できる施設、設備をご提供する、これに尽きるのでしょう。

今、社員一人ひとりが『7つの約束』を再確認し、他社には真似の出来ないサービスでこの難局を乗り超え、100年企業を目指します。そして創業74年の伝統と最新の技術を駆使して新たなフィデスブランドを創り上げます。

一日も早いコロナ禍の収束と皆様のご無事を心よりお祈り申し上げます。頑張ろう、人類!! 

hosoya
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