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FIDESレター

FIDESレター【2022年12月号】地球の未来 を考える グリーントランスフォーメーション

FIDESレター 2022年12月号

地球の未来を考える グリーントランスフォーメーション

グリーントランスフォーメーションとは?

グリーントランスフォーメーション(GX)とは、気候変動の主な要因となっている温室効果ガスの排出量を削減しようという世界の流れを経済成長の機会とし、排出削減と産業競争力向上の両立を目指す取り組みのことです。国連気候変動に関する政府間パネ(IPCC)の報告書によると、排出削減の対策を取らなかった場合、海面上昇や豪雨等の気象災害をはじめ、食糧不足や陸海上の生態系の損失といったリスクが高まるとしています。

注目の背景

2007年に、当時のノルウェー首相が、2050年までに国家レベルでのカーボンニュートラルを実現する政策目標を提案しました。2017年には、2050年までのカーボンニュートラルを目指す『カーボンニュートラル連合(CNC)』が発足し、2021年4月時点で日本を含む29か国が署名しています。いくつもの国が取り組むべき対策として挙げている「カーボンニュートラル(カーボンオフセット)」とは、二酸化炭素をはじめとする人為的な温室効果ガスの排出量から、植林・森林管理などによる吸収量を差し引き、合計を実質的にゼロ(ニュートラル)にすることを意味し、GXの代表的な取り組みのひとつです。

①2050年カーボンニュートラル宣言

日本政府は2020年臨時国会にて、「2050年カーボンニュートラル」を発表しました。今後、産業としての成長が期待され、温室効果ガス排出削減の観点からも取り組みが不可欠な分野として選定された14の重要分野に対し、現在の課題と今後の取り組みを明記、また予算や税、規制改革・標準化や国際連携など多くの政策を含めた実行計画を策定しました。

②国の重点投資分野のひとつに

2022年に閣議決定された「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」にて、内閣はGXを「重点投資分野」の一つに位置付けました。この中で、「今後10年間に官民協調で150兆円規模のGX投資を実現する」との方針を示しています。

カーボンニュートラル実現のために必要な対策

省エネ・エネルギー効率向上

省エネ・エネルギー効率向上

省エネルギーやエネルギー効率を向上させ、消費エネルギーを減少させる必要があります。例として、エネルギーの使用量を抑えることで、吸収・除去しなければならないCO2の量を減少させることが可能です。

CO2排出単価の低減

CO2排出単価の低減

再生可能エネルギー等、CO2を排出しない発電方法の利用により排出量を削減できます。自動車などの動力も、水素やバイオマス燃料で動くようにエンジンの仕組みを変えることで、CO2の削減につながります。

非電力部門の電力化

非電力部門の電力化

電力と比較するとCO2削減が難しいとされている非電力ですが、燃料自動車から電気自動車にするなど、非電力部門(運輸)の電力化をすることで、CO2の削減が可能です。

ネガティブ・エミッション

ネガティブ・エミッション

ネガティブ・エミッションとは、過去に排出され空気中に蓄積したCO2に関して、植林を進めて吸収したり、回収して貯留したりといった技術の総称です。CO2の排出量の削減や省エネルギー化が難しい分野において有効です。

寒い夜でも気持ちはなやぐ イルミネーションのエコ・シンカ

イルミネーションの起源

イルミネーションの進化

フリートーク・コラム「人との繋がりを大切に」

Fides Freetalk Fiormation

月の初めに十二月号のコラム作成依頼を受け、もう一年が終わるのかと、感慨深いものがあります。年を取ったせいもあると思いますが、年々、一年が過ぎていくスピードが早くなっているように感じます。

改めて今年を振り返ると、世界では二月にロシアのウクライナ侵攻が始まり、ニュースではにわかには信じがたい映像を毎日のように目の当たりし、二十一世紀に入り、戦争が起こってしまうことに衝撃を受けました。そんな中アジアでは、北朝鮮がミサイルを連発、また中国による台湾への武力侵攻の可能性が危惧されているといったニュースもあり、いつ世界大戦が起こるかもしれない状況に、危機感を覚えます。また日本では、円安や物価高騰、新型コロナ感染症の収束の兆しが不透明であることなど、暗い事ばかりの一年だったと思います。

さて、自分のことを振り返ってみると、東京支店に配属されてもう八年も経過しました。この八年間の間に色々な方と出会う事が出来ましたが、最近の出会いの中で、改めて人とのつながりの大切さを再認識させられる出来事がありました。

その方は、一人親方の電気工事を請け負う職人さんです。腕は一流で段取りから施工、出来栄えまでひとつの文句もつけようが無い職人さんでした。ある時、工事が進むにつれて人手が不足し頭を悩ませていた際、その方の一声で十人程度の職人さんが集まってきました。中には一人親方の方も何人か応援に来ていましたが、その方から声が掛かれば自分の現場を調整して来ていると聞きました。

応援の方々の仕事ぶりを見ていると皆腕は一流で、簡単な説明をするだけで流れるように作業を行っていきます。応援で来たとは思えない仕事ぶりで、予定より半日、もしくは一日も早く終わる日もありました。声を掛けてもらった以上仕事には手を抜かないし、逆に応援に来てもらう場合もあるので、お互いが持ちつ持たれつの信頼関係を築いているようでした。そうして協力し合い、何十年もの間で数々の現場をこなしてきたそうです。

新型コロナ感染対策で人との接触を減らしデジタル化が進む世の中ですが、人との繋がりを大切にし、お互いに信頼関係を築いていきたいと再認識致しました。

最後になりますが、今年一年お世話になった皆様に感謝致します。今年も残りわずかとなりますが、皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。また来年も、どうぞ宜しくお願い致します。

今月の担当は…

東京サテライトマネージャー 小川邦雄

それってドーシテ?「バンドワゴン効果のドーシテ?」

代表取締役社長 細矢 充

フィデス社長コラム「仮想空間への期待」

先日、幕張メッセで開催された人工知能&メタバース(仮想空間サービス)の展示会に足を運んだ。今までの展示会と雰囲気がちょっと違う。キラキラしているのだ。女性や若者の来場者が多く、出展ブースには海外からの企業が目立つ。特に中国やベトナムなどアジア圏の企業からの出展が多かった。

さらに驚いたことには、AI企業とコンサルタントがアライアンスを組んで出展していたことである。人工知能やVRは、生産性の向上に寄与し、提供価値を高める。人口知能(AI)が課題解決のツールに活用できる、そこに目をつけたコンサルタントがIT業界に参入してきたのだ。コンサルタントとITのコラボにより、相乗効果を生み、コンサル能力のパワーアップが図られている。

今や、バーチャルリアリティ(VR)で世界中どこでも旅行出来る時代になった。まだ人込みなどの雰囲気を味わうことや、温泉に浸かって美味しいお料理を頂くことは出来ないが、AIが旅行者の趣味や嗜好、過去の旅行履歴などの情報を分析し、その人にあった現地での楽しみ方をリアルな形でプレゼンしてくれる時代にもなった。

プレゼンだけでも旅行気分が高まり、実際にそこへ行きたくもなる。海外からの観光客は経済を活性化させ、国際的な争奪戦にもなるだろう。VRを活用したメタバースはもはやゲームを楽しむだけのものから、実務的なツールへと進化している。

既に、人工知能や仮想空間が思いも寄らない世界を創り出している。お客様の要望に合わせて壁紙の色やレイアウトを自由自在に変更できるVRモデルルームなど、その活用は既に進んでいるし、我々の建設現場でも、起こってはならない感電事故や墜落事故を疑似体験することで、事故防止にも役に立つ。建設業界が抱える担い手不足、技術者不足の救世主になることも間違いないだろう。

夢や期待は膨らむばかりだ。高い工事品質だけではもう、お客様は満足しては頂けない。発注から引き渡しまでの全てのプロセスをデジタルで可視化し、離れたお客様といつでも共有できれば、より高い顧客満足度を得られるのではないか。

さらにITを活用すれば、工事現場のムリ・ムラ・ムダを無くし、有意義な時間を創り出せるだろう。ヒューマンエラーによる事故、トラブルを無くすことも出来る筈だ。

わが社が目指す『わくわく創造company』への道とは、企業とIT技術とのコラボレーションのように、既存の要素を組み合わせて新しいアイデアを作り出すことの積み重ねなのだなと思い、 “夢から確信“へと変わる心境をもって、展示会場を後にした。

現在わが社では、お客様の施設を施工し、メンテナンスを続けてきたノウハウを、IT技術と融合させた『ノンストップサービス』を開発している。“24時間365日サービス”の先を行く、設備の機能を止めない、高度でトータルなものへとサービスのレベルを引き上げたい。今後は、警備会社やITメーカーとの情報をコネクトさせて、さらに利便性の高いサービスを作り出す。乞うご期待!

hosoya
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